事業計画
令和3年度事業計画
鹿児島県医療法人協会は、新型コロナウイルス感染拡大という危機のなか、地に足のついた活動を行ってきています。
激動の医療界において、鹿児島県医療法人協会への期待はますます大きくなって来ています。
鹿児島県医療法人協会は現下の状況を踏まえ、協会設立の使命に則り事業目的の遂行に向かって令和3年度の諸施策に取り組んでまいります。
(1)鹿児島県地域医療構想への提言
医療提供体制の整備を図る地域医療構想が進行しており、現在、各地域における地域医療構想調整会議が進行しています。当協会は、地域医療構想への適切な意見を発信していきたいと考えます。
(2)医療事故調査等支援団体としての体制の整備
医療事故調査制度は、適切な制度として構築されました。平成28年度の医療事故調査制度見直しも、適切な内容となりました。しかしながら、医療事故調査制度の正しい理解の周知の必要が依然として存在しています。医療事故調査制度施行5年を経過し、種々の動きがみられます。また、死因究明制度関連施策も着々と進行しています。
このため、令和3年度、鹿児島県医療法人協会は、
① 講演会等を通じ、医療事故調査制度をはじめとする医療法務への対応を強化して行きます。
② 令和3年度も引き続き医療事故調査等支援団体としての体制を充実させていきます。
③ 医療事故調査制度を中心とした死因究明制度をめぐる動きは刻一刻と変化しています。これらを踏まえ関係団体と協力して、安心して医療のできる体制確保への発信を行ってまいります。
(3)会員増強と組織強化
未加入の医療機関に声掛けを行い、鹿児島県医療法人協会への加入促進を図り、組織の拡充を図るとともに、昨年度法人内下部組織として新設した事務部会による研修・広報活動を促進して組織基盤の強化を図ります。
(4)協会立看護専門学校の充実
医療法人協会立看護専門学校は、会員および地域医療機関に貢献できる看護学校として着実に歩んでまいりました。2022年度には新カリキュラム改訂を控えています。新型コロナ感染拡大を想定し、授業に支障を来さぬように、遠隔授業体制を構築して行きます。
(5)行政との協力・意見の提言
鹿児島県医療審議会等各種審議会、委員会等に委員を送り、医療法人協会としての意見を反映させて行きます。
また、各種医療関係団体はじめ、他団体との連携を強化しつつ鹿児島県の医療・福祉全般の今後の発展に貢献します。
(6)医業経営関連事業
講演会、協会報等を通じて医業経営についての情報発信に努めます。
(7)その他
関係するテーマに積極的に取り組んで行きます。